宇摩支部

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松山大学温山会宇摩支部総会開催報告

更新日:2016年11月23日

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【念願の日本一優勝!おめでとうございます】

松山大学温山会宇摩支部総会開催報告

 平成28年11月1日(火)午後6時30分から伊予三島市のルミエール(次郎長寿司)で松山大学温山会宇摩支部総会が実施された。
 参加者全員の写真撮影が行われた後、宇摩支部総会は高橋孝治氏(大47)の司会で始まり、校歌斉唱後、来賓紹介があった。

 外山英敏支部長(大16)より、来賓の興梠安会長(大19)、四国中央市篠原実市長、参議院議員井原巧様代理・秘書の篠原和貴氏、新居浜支部からは義村四朗支部長(大26)・平田甲成副支部長(大23)・潮見佳宏事務局補佐(大41)・磯野貴裕青年部長(大54)に参加いただいたことへのお礼と会員参加のお礼が述べられた。
 「10月30日(日)は松山大学女子駅伝部念願の日本一優勝!おめでとうございます。何日か前に女子駅伝部の特集番組があり凄い練習風景を見て感動した。優勝候補ナンバー1ということで、その通りに優勝できたことは素晴らしい。私もマラソンが大好きで、愛媛マラソンや愛媛駅伝に参加して、フルマラソン36回完走している。今回1区を走った上原選手は持ちタイムでは一番記録はよかったが、当日のペースは2時間13分台の記録が出るほどの速さであまりにも早すぎて追いつけず14位。しかし、2区の緒方選手が11人抜きで3位に上がり、5区の中原キャプテンが1位に躍り出て1分以上差を広げた。6区のオリンピックランナー高見澤選手が区間新記録でトップでゴールでき本当にうれしかった。本日の懇親会には福引大会で全員に景品が当たるようになっており、大いに楽しんでいただきたい」との挨拶があった。

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【“松山大学ここにあり”を鼓舞してほしい】

 温山会興梠安会長から「東北仙台で大学女子駅伝対校選手権大会で女子駅伝部が悲願の優勝を9年目にして達成できた。その地で応援ができたこととても光栄に思う。72,000名のOBの熱い総意がこの結果に結びついたものであり、これは、松山大学・松山大学温山会の“宝であり誇り”でもある。これをバネにして他の運動部や文化部も切磋琢磨して高みを目指して欲しい。そして『松山大学ここにあり!を鼓舞』してほしい。温山会長に就任以来2年5ヶ月が経過した。5月20日の総会・松山支部総会からスタートして宇摩支部が21番目の支部であり、今まで全国13支部に参加し1,500名余りの方々と交流することが出来た。2017年の5月で一期3年が終了するが、未だに徳島支部、山口県防府支部、長崎支部、沖縄支部、ニューヨーク支部の5支部に参加できていない。ニューヨーク支部は夢としても、残りの支部には是非参加したいと思っている。
 2017年1月8日には温山会も90年目を迎える。90周年事業企画検討委員会を設けてその内容を検討しており、次なる100年も視野に入れてささやかではあるが計画をすすめている。先輩方の築いてきたものを継続して次の代に引き継ぐことであり、そのためには皆様方のご理解を得ることが大切だと思っている。本部と支部との連携を密にして取組んでいきたい」との挨拶があった。

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【彼女たちのパワーをもらって、元気を出そう】

 続いて村上宏之理事長・学長代理の世良静弘キャリアセンター事務部長(大29)から「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数は約6,000名となっている。28年度は1,583名の入学がありその半数近くが女子学生。すべての学部学科で定員を充足している。大学冬・氷河の時代と言われるが、松山大学においては 競争率も出ており健全な大学運営が出来ている。これも温山会の先輩方のご活躍のお陰だと思っている。
 女子駅伝部の村井啓一コーチ(大46)から「今年は行けます。立命館の背中を捉えることができます」と何回も言われてきた。今までは、1区上原選手が粘ってくれいい位置で襷を渡してくれたお陰で良い結果が残せていた。大変安定した選手がまさかの14位だった。悪い予感がしたが、2区の緒方選手の快走で3位に。3区古谷選手は小柄なランナーですが、ピッチ走法でコンスタントに実力を発揮して頑張ってくれた。4区の1年生の高見沢選手が何も恐れず挑戦して区間新記録で快走。5区で中原キャプテンが先頭に立ってくれた。解説の高橋尚子さんが何度も「オリンピアン」と表現していたが、これは高見澤選手のみに与えられた称号。リオオリンピックがいい経験となって彼女自身そしてチームに今生きてきている。個人の区間賞6名中4名が松山大学そして区間新記録が2名。2位の立命館大学に1分11秒もの差をつけて優勝できた。彼女たちの頑張りに頭の下がる思いだ。松山大学も彼女たちのパワーをもらって、今後いろいろな面で学生たちの励んでくれるのではないかと思う。
 女子駅伝部以外にも、全国大会へ硬式テニス部・ソフトテニス・バドミントン・軟式野球・弓道・柔道・剣道・バレーボール・ソフトボール等出場している。男子硬式テニス部は一回戦を突破してベスト8に進出し早稲田と対戦したが残念ながら0-9で敗れた。
 今年4月に旧南海放送跡地に4階建で真ん中が吹き抜けの“樋又キャンパス”がオープンした。今までのキャンパスと違って、総ガラス張りの教室で授業の様子が外側からも見ることが出来る。女子学生に配慮したパウダールームも備えている。改修した3号館もパウダールームとなっている。このキャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっている。授業後も夜間10時まで利用でき警備も万全で安心・安全な施設となっている。地域社会 との連携をコンセプトに明るく開放的なキャンパスで、多くの方々の来校によって、学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の場に繋がると期待している。また、カフェやレストランもあり、学 生や先生方、温山会員はもちろん社会人も利用している。是非おいでいただきたい。
 松山大学は2023年には創立100周年を迎える。大学が地域の“知の拠点”地域・卒業生・在学生に誇れる大学にしていきたいのでご指導ご鞭撻を賜りたい。松山大学は温山会との緊密かつ友好的な協力体制を築いていきたいと思っている。宇摩支部の益々のご発展と皆様のご健康とご多幸を祈念したい」との挨拶があった。

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【大西先生を育てた首脳陣のヒットだ】

 来賓の四国中央市篠原実市長から「松山大学女子駅伝部優勝にはいろいろな意味はあるが、優勝の一番のMVPは陸上の名門名城大学からコーチをしていた大西先生を育てた首脳陣のヒットだと思う。大西先生も山あり谷ありながらも、周囲が大西先生を支え、その結果それぞれの選手を育ててきた。選手個々の能力を以てすれば優勝して当然の力を備えてきている。先日土佐礼子(大26)さんと村井啓一コーチが陸上部と“ともに走ろう”ということで4kmを一緒に走ってくれた。愛媛マラソンの記録保持者の伊藤選手も来てくれた。土佐さんは子ども連れで来てもらって一緒に走ってくれた。温山会の皆さんも表向きは皆それぞれの能力がある、台の部分をどう支えていくか、それが温山会の皆さん方の真骨頂だと思う。温山会の宇摩支部がより活発になっていきますよう」祈念した挨拶があった。
 井原巧参議院議員が公務多忙の為、代理の篠原和貴秘書から支部総会開催へのお祝いとして「大正12年創立以来、校訓『三実』(「真実」「実用」「忠実」)の下、多く人材を輩出し、県下にも多くの卒業生がおり愛媛県の発展に尽力をいただいていることに深く感謝いたしてしており、母校への思いは大なるものがある。100周年に向けて今後益々卒業生として一致団結し、温山会・松山大学を盛り上げてもらいたい」とのメッセージが伝えられた。

 内田虎彦顧問(大9)による乾杯の音頭で懇親会が始まった。美味しい食事やお酒をいただきながら名刺の交換や懇談の輪が広がった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA そして、待ちに待ったお楽しみ福引抽選はタイトルの通り名産品が取り揃えられた地域色溢れるもの。一番くじは「ザ・お酒=梅錦1年分?」「ティシュペーパーも1年分?」「副支部長手作りの宇摩郡特産『いも』」・「勉強がしたくなる?文房具」から「松大グッズ」までバラエティーに富んだもので全員に大当たりが出る大サービスとなった。

 

 

 

宴も大盛り上がりの中、鈴木副支部長のリードで校歌(松山商科大学)・逍遥歌が斉唱されたが、歌を歌えぬ若手の手拍子とベテランの歌が融和し素晴らしいコラボが実現した。

中締めとして、義村新居浜支部長の万歳三唱で総会は終了した。

 

【あとがき】福引大会のプレゼンターを務めて頂いた女性二人と話をした。会社がとても楽しいとのこと。また、若手の男性社員とも話していると営業職で仕事に生きがいを感じているとニコニコと話をしてくれた。会社名を聞いてみると先の女性二人と同じ会社だった。先輩に誘ってもらって温山会への参加したというこの3人の若手会員。来年は是非友達も誘ってきて欲しい。情報収集が得意で、とてもよく気が付き器用で活動的な外山支部長を始め、宇摩支部の皆様とてもお世話になりました。

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