東北仙台支部

東北地方にお住まいの方
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県

松山大学温山会東北仙台支部総会報告

更新日:2016年11月9日

温山会東北仙台支部総会開催報告

 平成28年10月30日(日)午後4時から、仙台市青葉区一番町の「ホテルベルエア仙台」ピアノ室で、東北仙台支部総会が開催された。

東北仙台支部総会はバンザイで始まった!! 

【女子駅伝部優勝!万歳】

【女子駅伝部優勝!万歳】

 総会は越智俊英事務局長の(大21)「おばんです!」呼びかけで始まった。最初に「凄く話題の多い年となりました。念願の女子駅伝部の初優勝ということで、最初に万歳をしましょう」との呼びかけでスタートした。梶山攻(大13)副支部長の体調不良欠席となったことの報告があった。
 東北仙台支部村山邦夫(大18)支部長から「母校松山大学女子駅伝部が優勝したことは歴史的快挙です。昨日宮城テレビ大学女子駅伝の特報1時間番組があった。最初に出たのが『立命館の6連覇なるか?』それに対抗するのが打倒!立命!!の本命として出たのが“松山大学”だった。監督の意気込みとより合理的な練習(食事の管理や個人個人の体重計測と管理)、50日間の夏合宿。それに黙々チャレンジしている“日本一になるんだ”という指導者と学生が一体となって練習したことが結果として出てきたのかなと思う。個人的に今年7月に仕事をリタイヤした。

【今夜は美味しいお酒が飲める】

【今夜は美味しいお酒が飲める】

 一日何をすればいいのか、ボーッとしていることが多かった。今まで温山会の支部長も何となくやってきていた。温山会の活動の問題点もいろいろ感じ取っている。我々が育ってきた時代、社会人となって仕事をしていた時代と少子高齢化の中で子どもたちが育っていく環境とでは全く違うんじゃないかと思う。支部長として率先してやることは、OB会会員にダイレクトに情報を伝え、余った時間を温山会の活動に関わっていけるようにやっていきたい。是非協力をいただきたい。今日は本当に気分がいいお酒が飲めそうだ」との挨拶があった。

【優勝!7年連続シード権獲得】

【優勝!7年連続シード権獲得】

 村上宏之理事長・学長から「女子駅伝部への声援に感謝を申し上げたい。お蔭をもちまして初優勝を飾ることが出来た。7年連続のシード権獲得も出来た。今後とも応援をお願い致します。本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数は約6,000名となっています。今年4月に旧南海放送跡地に樋又キャンパスがオープンしました。この新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニング(能動的な学習)に最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との連携・共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっています。地域社会との連携をコンセプトに明るく開放的なガラス張りのキャンパスで、多くの方々の来校によって、学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の隆盛に繋げていきたいと考えています。
 課外活動では、女子駅伝部はもちろん、その他、硬式テニス部男女の個人・男子団体が全国大会出場した。ソフトボール男子、バドミントン男女団体等々が全国大会に出場した。松山大学は2023年には創立100周年を迎える。今後も地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導ご鞭撻をいただき、松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたい。温山会・温山会東北仙台支部の発展と皆様のご健康とご多幸を祈っております」との挨拶があった。
 越智俊英事務局長から支部活動費を戴いておりますとの報告があった。

【温山会の拡大・交流・充実を】

【温山会の拡大・交流・充実を】

 興梠安(大19)会長より「本日の松山大学女子駅伝部の優勝、喜びを分かち合いたい。東北仙台支部の皆様方には色々な形で熱い声援を送って頂いたこと、東京支部役員の皆様方、松山から駆け付け応援を頂いた関谷前県信連JA理事長等多くの方々に支えて頂いたことに感謝をしている。平成28年度は5月20日(金)にひめぎん ホールで行われた温山会総会・松山支部総会が開催され活動方針が採択された。松山を皮切りに、20の支部からお招きをいただき12支部に参加。8支部は残念ながら出席出来なかった。直前では尾道支部に参加できたが、9月開催の山口支部には参加できていない。職域分野では少林寺拳法部の創部50周年記念の会が道後で開催され150名を超える方々の参加を得て交流を図ることができた。温山会の会長として3年目を迎え、来年5月で任期満了となる。2年かかっても42支部中、徳島支部、山口県の防府支部と防府支部女性会、九州では長崎支部。そして、41番目の沖縄支部と42番目のニューヨーク支部の5支部には参加できていない。ニューヨーク支部は夢の夢とは思っているが、他の支部は最終年度の今年万難を排して参加したいと思っている。村山支部長からもご指摘を受けたように、“三つの貢献”のひとつであり、本部としても『温山会員を掘り起こすこと』でOB間や支部間の交流を進めていきたいと思っているので、情報収集に本部を活用してほしい。それが温山会の『拡大・交流・充実』に繋がると思う。
 2017年1月8日には温山会も90年目を迎える。90周年事業企画検討委員会を設けてその内容を検討しており、次なる100年も視野に入れてささやかではあるが計画をすすめている。4月には記念の会を実施し、教職員や学生、温山会員等とともにお祝いをしたいと思っているので、そのための温山会グッズの制作や各支部のフラッグづくり等に皆さんも参画してほしい。決定次第ホームページでお示しをしたいと思っている」との挨拶があった。
 総会では、27年度会計報告・活動報告、監査報告、28年度事業計画案と予算案すべてが承認されて総会は終了した。理事会等旅費の支給については、実費でいいのではないかという提案。来年度から若手二人が参加できるようになるとの報告があった。

 自己紹介の内容を列記すると『①土佐礼子さんとは入れ替わりで入学です。東北大学大学院に入学し仙台に住んでいる。駅伝を昨年見に行って3位になり強くて驚いた。②現在キャリアセンター勤務、東京で培ったことを就職活動に生かしている。③女子駅伝の決起集会には107名の方々に参加してもらった。仙台市内の会社訪問をし、女性温山会員2名の参加についてお願いをしてきた。④仙台が好きで仕事も兼ねてよく訪れた。今年8月に会社の営業所を開設した。⑤5年連続参加している。学生・監督・コーチからオーラをいただき毎年参加しないと気が済まなくなった。⑥南海放送では女子駅伝部の特番『駅伝ガール』を企画している。30分番組の予定だったが、優勝できたので1時間番組にと思っている。東北仙台支部の応援に感謝。⑦仙台に住んで48年。宇和島市と伊達家のつながり、伊達政宗の長男秀宗公が宇和島に行かされたことを知らなかった。宗城公は幕末に大きな功績を残している。この中にも伊達の繋がりのある方がいるのかも。仙台にも愛着が湧くかも。⑨今日は“学長をしてよかった”を実感した。⑩松山市議会議員田坂さんや宇和島支部・近畿支部等色々な方からお祝いの電話をいただいた。いろいろなOB会に参加している。山に一緒に参加したりもする。健康で皆様とともに頑張りたい。⑪宇和島支部からもお祝いのメール電話をいただいた。1区の14位スタートには、広島カープの大敗を思い浮かべた。毎日一生懸命がんばっている彼女たちが報われてよかった。今夜はいっぱい食べて楽しんで欲しい。⑫駅伝から元気をいただいている。来年もその次もと、1年1年励みにさせてもらっている。⑬仙台に住んで4年目。転職を機に引っ越してきて、妻の実家にいる。山口県の実家には年に1回程度しか帰れていない。宮城にはずっと住みたいしこの会にも参加したい。⑭柔道部のメンバーで集まった。バトンを繋ぐチームワークが立派だった。合理的練習も凄いし培った努力が報われたと思う。個人的には病気もしたりしたが元気で交流を深めたい。⑮松山大学の卒業生として、非常に感動したし嬉しかった。

⑯今年6月に退職し、現在サンデー毎日です。40年間連れ添った妻と後輩の女子駅伝部の応援“罪滅ぼしと後輩応援の”旅をと思い仙台に来ました。女子駅伝部の優勝は心から嬉しい。願わくば我々柔道部の後輩が優勝してくれて銀座をパレードしたい。⑰浦安はハロウインで賑わうはず。仲間と仙台に応援に来た。来てよかった。⑱先輩方から話を聞くのが楽しみ。若手も入ってきてくれて嬉しい。⑲“おばんです”旅費は規程があると実費で清算していただくといい。現代に合わない。遠くから来た方への発言の機会があれば嬉しい』

【三実報国 松山商大】

【三実報国 松山商大】

 校歌斉唱は若い女性によるピアノ伴奏で、それもグランドピアノの演奏。声もピアノも実によく響き、仙台支部総会参加者の倍以上の声量に思えた。部総会は第一部の終了となった。

 「優勝とったぞー!」18時からは女子駅伝部と合同の懇親会。この秋一番の冷え込みの中歩いて仙台駅の東口牛タンの店まで移動した。女子駅伝部のメンバー・監督、コーチそして多数の保護者や東北仙台支部総会参加者による懇親会がスタートした。28年度は陸上競技部の先輩や温山会等いつも以上に参加者が多く監督の総括と個々の選手へのメッセージ、そして選手自身の反省と抱負を聞き中締めとなった。

 選手にとっては、束の間の休息。今夜の懇親会の主役は女子駅伝部員。

 

 この日ばかりは、思いっきりの食事タイムで、料理を頼んで笑い。料理が揃って笑い。食べて笑い。大感激の面々。先輩方のお祝い攻めで優勝の凄さを実感できたのではないでしょうか。“よく食べ・よく飲み・よく笑い”実に楽しいひとときが過ごせたようです。

【あとがき】

【みやぎ愛媛県人会と応援フラッグ】

【みやぎ愛媛県人会と応援フラッグ】

 10月29日(土)決起集会が仙台市の東口の居酒屋で開かれた。総勢100名を超える女子駅伝部選手の保護者や松山大学学生・教職員、松山大学陸上競技部OB、報道関係者等々が集結した。特筆すべきは宮城県愛媛県人会の方々だ。オレンジ色の横断幕を掲げて参加してもらった。

翌朝はホテルから出発式のある宿舎近くの公園に行き、選手を送り出し、幟や横断幕を持ち込んで競技会場へ行くと、すでに温山会東北仙台支部会員や東京支部会員、選手の保護者、松山からの学生や教職員の応援隊が陣取っており実に頼もしく感じられた。

 

 スタート後は市内のポイントポイントでの応援のため東北仙台支部の方々の先導で歩く歩く。LINEや松山大学・愛媛県はもちろんいろいろな方からの情報を聞きながら一喜一憂した。5区でトップに立ち、6区ゴール前の直線道路・ケヤキ並木での応援。1番でゴールする高見澤選手に駆けより涙するメンバー、保護者や女子駅伝部の先輩も顔をクシャクシャにしてだれかれとなくハグ・握手・肩を叩き抱き合う姿、創部以来9年目に念願が叶った瞬間だった。昨年ステージで繰り広げられる「勝者・立命館大学」のセレモニーを睨みつけ悔しさを滲ませた表情の女子駅伝部員を思い出した。いろいろな想いが交錯した。

【目指すは てっぺん】

【目指すは てっぺん】

明日から富士山駅伝・第35回女子駅伝大会に向けた練習が始まる。温山会員として、しっかりと応援するぞ!そんな思いでいっぱいだった。
  
  フレー!フレー!松大!

東北仙台・東京支部の皆様、宮城愛媛県人会・市民の皆様、誠にありがとうございました。

 

topへ戻る