高知支部

高知県にお住まいの方

松山大学温山会高知支部総会報告

更新日:2016年10月18日

松山大学温山会高知支部総会開催報告

松山大学温山会高知支部総会が平成28年10月1日(土)午後6時から高知市の「三翠園」にて開催された。司会の久野孝信事務局長(大43)の自己紹介の後、総会・懇親会が行われた。

【】

【全体的にも人数が増え女性も参加してくれる】

 永野雄敏支部長(大16)より松山大学・温山会本部関係者の参加を得て、支部総会が開催できることへのお礼の言葉の後、「30歳台前半に高知支部を創設し、以来盟友とともに40年間支部運営に関わってきた。来年度からは新体制で臨んでほしいと思っている。支部創設当時、高知県出身者は少なく、10~15名程度。1学年に3~5名程度だった。卒業生自体が少なく総会を毎年開催することができなかった。苦労しながらの支部運営だったが、全体的にも人数が増え女性も温山会に多く参加してくれるようになり大きな変化してきている。今日は年に一回の会を楽しんで欲しい」との挨拶があった。
 続いて村上宏之理事長・学長代理の世良静弘キャリアセンター事務部長から「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数は約6,000名となっている。28年度は1,583名の入学がありその半数近くが女子学生。すべての学部学科で定員を充足している。大学冬の時代ではあるが、松山大学においては 競争率も出ており健全な大学運営が出来ている。

【大学100年への協力も】

【先輩方が築き、継続していただいた】

 今年4月に旧南海放送跡地に4階建で真ん中が吹き抜けの“樋又キャンパス”がオープンした。今までのキャンパスと違って、総ガラス張りの教室で授業の様子が外側からも見ることが出来る。この新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との 共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっている。キャリアセンターもこのキャンパスの1階にあって、そこで学生の就職指導に当たっている。
 8月13日に本学経営学部3年の高見澤安珠選手が3000m障害の日本代表で現役学生として初めて夏のオリンピック出場を果たした。しかし、世界の壁は厚く最初の3周近くまではトップをキープして健闘してくれたが、外国勢に押されて後退した。世界との力の差を実感したが、これを4年後の東京オリンピックに生かしてほしいと思う。
 10月末には杜の都仙台で全日本大学女子駅伝が開催される。昨年は3位で素晴らしかったが、全区間で立命館大学が強かった。今年は、松山大学も平地を走らせたら高見澤安珠選手よりも早い選手がいくらでもいる。オリンピック出場の彼女を以てしてもうかうかしてはいられないほどチーム内での競争が激しい。高見澤選手でも杜の都を走れないこともある。そのくらい全体がレベルアップしている。大西監督や村井コーチからも『今までは立命館の姿すら見えなかった。今年はやれる!立命館の背中が見える。背中に手が届く』との力強い声も届いている。是非10月末の日曜日、期待して応援をお願いしたい。また、全国大会へ硬式テニス部・ソフトテニス・バドミントン・軟式野球・弓道・柔道・剣道・バレーボール・ソフトボール等出場している。松山大学は2023年には創立100周年を迎える。90周年は皆様方のご協力で実施できた。100周年は90周年とは違う。先輩方が築き、継続してもらったお陰で90周年を祝うことが出来た。今後100年に向けてさらに充実した取り組みをしていき、松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたい。高知支部の益々の発展を祈念したい」との挨拶があった。
 総会では、会計担当幹事の寺本静代氏(大45)から、27年度の収支報告、監査の戸田陽三氏(大29)から監査報告があり、すべてが承認され総会は終了した。
 乾杯の前に 興梠安温山会会長(大19)から「28年度高知支部総会が盛大に開催でき誠におめでとうござます。老壮青・女性のバランスがとてもいい支部総会だと思う。2016年5月20日の温山会総会・松山支部総会以来高知支部が16支部目になり、そのうち9支部の総会に参加した。2017年5月で一期3年が終わるが、徳島・防府・長崎・沖縄・最後42番目のニューヨーク支部の5支部には参加できていない。3年間ですべての支部に参加をしたいと思っている。

 2017年1月8日には温山会も90年目を迎える。90周年実行委員会を設けてその内容を検討をしているが、決定次第HPでお示しをしたいと思っている。また、8月13日にはリオ五輪に現役学生として初出場した3000m障害の高見澤安珠(経営3年)選手をパブリックビューイングで応援した。予選突破はならなかったが『松山大学ここにあり』を鼓舞してくれた。最後に高知支部の益々の発展を祈っています」との挨拶があり乾杯となった。
 土佐の美味しいお酒はもちろん、ビール、焼酎等を味わいながら会は盛り上がりを見せ、名刺交換、親交を深める歓談が至る所で繰り広げられた。

宴たけなわの中、松山大学を卒業して公務員を経験した後『ヒゲンジツシュギ』アルバムを発売(オリコン10位獲得)し、CMソングも手掛けて活躍中のライブも楽しみながら交流を深めることができた。

 最後はやはり松山商科大学・松山大学の校歌を歌い盛り上がった。記念撮影を終え、来年度の再会を祈念し支部総会・懇親会は終了した。

【高知の城下を】

【高知の城下にきてみいや!】

【あとがき】夕暮れの中をはりまや橋から電車で県庁前まで移動。三翠園は国の重要文化財に指定された「武家長屋」。14階の会場からは夕やみ迫る鏡川や運動公園や筆山も眺められる。しかし、楽しい時間はあっと言う間に過ぎて行った。気が付けば、夜の闇にピンク色にライトアップされたお城が綺麗に浮かんでいる。

「2015年・こじゃんとうまいぜ!土佐家の恵み!たべにきいや!」から「2016年・秋、土佐の幸を食いつくせ」とキャッチフレーズは変わっても“土佐の豊穣祭:美味一同集結”は魅力があった。土佐のグルメ「戻りカツオ、土佐の赤牛、新米、新高梨や水晶文旦、マッタケや新酒」等々、旬の食材が溢れ、えも言われぬ盛り上がり。総会終了後で十分な時間がないのが残念だったが、厳選の一品をいただきながら移動した。

【みんなでやるぜよ】

【みんなでやるぜよ!】

翌朝の高知の朝市、高知城。滞在17時間ながら、高知を堪能。「高知家」の皆様来年もよろしくお願い致します。

topへ戻る