北条支部

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学生との交流:温山会北条支部総会報告

更新日:2016年9月1日

温山会北条支部総会開催報告

平成28年度温山会北条支部総会が8月21日(日)午後5時30分から松山市北条鹿島「太田屋」にて開催された。

 総会は「元気ですかーっ!」と沼田譲二幹事(大22)の呼びかけで始まった。最初に北条支部矢野武司支部長(大15)から「母校松山大学村上理事長・学長、温山会副会長秋川啓人副会長(大25)、西原友昭事務局長(大26)の出席をいただき総会が出来ること。松山大学ギタークラブの現役学生や多数の会員の参加で盛大に開催できることに感謝をしたい。連日35℃を超える猛暑、夏の北条では避暑地として有名な鹿島での開催に変更して3年目になる。

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【現役の学生との交流も】

本部でもホームページを通じて、鹿島開催の様子を詳細に報告いただいており、名物支部総会と人気も出てきているのではないかと思う。時間的にはもうすぐ日没。瀬戸の夕暮れや美味しい料理とお酒を味わい“北条の味を堪能”してほしい。リオのオリンピックでは日本勢が大活躍。水泳・柔道・レスリング・卓球・バドミントンと金メダル獲得の様子を見て嬉しく思う。松山大学の現役学生である高見澤安珠選手(経営3年)が3000m障害に出場したことを誇りに思うし嬉しい話題だった。8月お盆を過ぎても猛暑が続いており一雨欲しいところだが、今宵北条の“夜涼しい鹿島”を楽しんでいただきたい。抽選会やギタークラブの演奏も楽しんでいただきたい」との挨拶があった。

 松山大学温山会秋川啓人副会長・松山支部長(大25)より「リオデジャネイロオリンピック出場の高見澤安珠選手。当日大学のパブリックビューイングで応援をした。結果はご覧の通りだったが、スタートからのトップは“あっぱれ”だと思った。彼女にとっては今スタート地点に立ったところ。

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【学生の為、母校の為に社会人として活躍を】

 4年後の東京オリンピック3000m障害にチャレンジし、その後マラソンをやっていく予定でトレーニングが進んでいるようだ。社会人になっても温山会で応援をし続けたいと思っている。8月6日(土)7日(日)にオープンキャンパスが実施された。6日(土)は大城戸圭一副会長(大25)が7日(日)は秋川が参加して『社会人として求められる人材』のテーマで話をする機会を得た。内容としては“いかにコミュニケーション能力を身につけるか”について話をした。成績も大切だが、社会に出て“いかに人付き合いができるか”といった力を大学在学中に身につけてほしいと思っている。温山会員としては、“学生の為、母校の為に”社会人として活躍することが今の学生の道をつけることになると思っているので、精一杯やっていきたいと思っている」との挨拶があった。
 続いて村上宏之理事長・学長から「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数 は約6,000名となっている。27年度 1,340名が卒業し、28年度は1,583名の入学があり、すべての学部学科で定員を充足していること。今年4月に旧南海放送跡地に樋又キャンパスがオープンしたこと。この新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっていること。建物は全面ガラス張りで、地域社会との連携をコンセプトに明るく開放的なキャンパスで、多くの方々の 来校によって、学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の場に繋がると期待していること。レストラン「ル・ルパ」やカフェ「ラ・ノワ」も併設しており、是非ご来学いただきたい」との呼びかけがなされた。

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【卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場に】

 課外活動では、「女子駅伝部が二つの全国大会で3位になったこと。ベトナム・ホーチミン市で開催された第17回アジアジュニア陸上競技選手権大会女子5000mで緒方美咲選手(経営2年)が2位になったこと。高見澤安珠選手(経営3年)が6月の日本陸上選手権大会3000m障害で大会新記録で2連覇を果たし、リオデジャネイロ五輪に出場し、応援いただきましたこと感謝いたしたい。今後は駅伝での活躍が期待されている。その他、硬式テニス部男女の全国大会出場が決定したこと。バドミントン男女団体。ソフトボール男子が8月に鹿児島市で開催される全日本大学選手権大会出場決定すること。四国インカレでは男子が3年連続54回目の総合優勝。女子は2年連続準優勝。松山大学は2023年には創立100周年を迎える。今後も地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導ご鞭撻をいただきたい。今後も松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたい」との挨拶があった。
 来賓及びギター部学生の紹介後、総会では、27年度会計報告・活動報告・監査報告があり全て承認されて総会は終了した。
 懇親会前に義村四朗新居浜支部長から「最高のロケーション“鹿島・太田屋さん”での北条支部総会懇親会にお招きいただき大変光栄です。新居浜支部長を受けて3年目になります。5月総会では204名の参加者中30名の女性に集まってもらった。生まれも育ちも松山市ですが、昭和56年から仕事の関係で新居浜市に住んでいる。以来温山会の先輩・後輩とのお付き合いの中で育ててもらった。新居浜支部の青年部長もお招きいただき大変光栄でお礼を申し上げたい」との挨拶があった。
 待ちに待った懇親会は浜田憲眞(大32)副支部長の「今日は南海放送の『もぎたてテレビ』で北条が紹介された。この鹿島を中心にやっぱりロケーションは日本一だなあと実感した。今日は大いに飲んで楽しんでいただきたい」松山大学・温山会の益々の発展と皆様方のご健勝・幸せを祈念した乾杯の音頭でスタートした。

 

 美味しい瀬戸内海の魚や美味しい地元のお酒をいただきながら、リオデジャネイロオリンピックの高見澤選手の話や学生時代の思い出話等々で盛り上がる中、森實岳志(人社4年)リーダー率いるギタークラブの登場となった。

 ギタークラブの演奏は浜田憲眞副支部長(大32)の軽妙な司会で進行された。最初は森田公一とトップギャランによる“青春時代”。野球部部長でもあった、第8代越智俊夫元学長が酔うと必ず歌われる十八番。一滴も飲まれない義村新居浜支部長のリードです。2曲目は山本コータローとウィークエンドによるフォークの名曲“岬めぐり”。 幸せそうな 人々たちと …♩♪♬ ・・・歌いながら思い描いているのは、淡い初恋の思い出?禁じられた恋?実らなかった恋だろうか?それとも・・・?「どうだい、いい歌だろう!」北条鹿島の大ファン、フーテンの寅の声音での紹介には参りました。最後3曲目はチューリップ唯一のオリコンチャート1位獲得の“心の旅”。この曲は、 はしだのりひことクライマックスの『花嫁』をモデルに、汽車旅のロマンをイメージした名曲。昭和40~50年代の大学生はもちろん、それ以降の学生にも長く歌われた人気の曲だ。…♩♪♬・・・ああだから今夜だけは 君を抱いていたい・・・約40年前に遡り手拍子やマイクを手に歌う会員や学長。とても好評でした。ギタークラブの学生への大きな大きな拍手が巻き起こり、学生と歌を通しての交流を機に宴は益々盛り上り、学生も参加した会員との交流も広がっていった。

 待ちに待った抽選会は、最初に今日大活躍の学生の貢献に感謝と敬意を表し、優先して景品選びができた。2名の女子学生も素晴らしい景品がゲットできたことでしょう。迷って選んだ結果が楽しみです。学生へのプレゼントタイム終了後、会員へのプレゼントは支部で準備された豪華賞品から、大先輩の書かれた本や温山会グッズまで、当選者のコメントも挟みながら賑やかに続いた。楽しかった交流の時間もあっという間に過ぎ、次回の再会を祈って閉会となった。

【元気で会いましょう!】

【元気で会いましょう!】

【あとがき】今回のギタークラブの参加は2017年1月8日が温山会創立90周年にあたり、プレ90周年事業として「学生と温山会員との交流」の一環としての企画だった。昭和の名曲をともに歌い楽しい夜を過ごすことができた。6名のギタークラブの学生は、1名が広島県出身、5名が県内出身。北条鹿島は初めて訪れる土地だった。総会開始前にリハーサルを行った後、海水浴場やキャンプ場等の島探検もできたようで有意義な時間を過ごせたのではないだろうか。夕暮れの鹿島そして風早の地北条で生活する先輩方との交流が学生時代の素晴らしい思い出になったことだろう。ともかくも受け入れていただいた北条支部の皆様、暑い中、新ジャンルへの挑戦をしていただいた学生にも感謝・感謝の支部総会でした。ありがとうございました。

 

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