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温山会岡山支部総会開催報告

更新日:2016年3月4日

温山会岡山支部総会開催報告

 温山会岡山支部総会が平成28年2月20日(土)午後5時から「岡山プラザホテル」で開催された。
 木村史明事務局長(大44)の司会により、支部総会に先立ち物故者への黙祷が捧げられた。

【鳥越支部長あいさつ】

    【鳥越支部長あいさつ】

 鳥越支部長挨拶は、2年ぶりの岡山支部総会参加者への感謝の言葉で始まった。また、母校松山大学より村上宏之理事長・学長、山戸冨美子キャリアセンター事務部係長、温山会本部より興梠安会長。林格専務理事の支部総会参加への御礼の言葉があった。2ヶ月前に幹事会を開催した時には40名程度しか参加者がいないという報告で大変危機感を覚えたが、幹事の皆さんにお願いをし、このように盛大な会を開催できることになった。これも幹事の皆様のお蔭です。2年前の総会は雪に見舞われた。集まるんだろうかと心配したが、欠席者は2名くらいで雪の中を集まって頂き盛大に行うことが出来た。今回も雨の中集まって頂きありがとうございました。私的には、27年3月に45年間勤めた大学を退職した。長い人生で思う事は「出会いの大切さ」です。私がここに立つことが出来たのも、松山商大のゼミでお世話になった川中先生との出会いでした。その先生が今からは大学院に行かないと駄目だというアドバイスによって、就職することをあきらめて大学院に行かせてもらった。その先生には、下宿からアルバイト先から段取りをしてくださって5年間を過ごすことが出来た。次には岡山の方が大学におられて、岡山にどうしても帰るんだったら岡山商大に知り合いの先生がいるから会ってみないかと案内された。8月28日に学長と面談したら即採用となり、大学に入るのは簡単だなあと思った。そんなラッキーが続いて、大学内でも色々な人に助けてもらった。その出会いがなかったらここに立っていないと思う。出会いは皆同じように均等にあるとは思うが、出会いをチャンスにするかしないかが問題だと思う。今日このようにして皆さんとの出会いがあった。同窓会というのは出会いということ、意味が大きい。同窓という絆の中でいい出会いをしていただいて、それぞれの人生に生かしていただくそのチャンスとして同窓会を活用していただくとありがたい。また、2年ごとに岡山支部総会を開催しますので、是非友達を誘って80人が100人に、200人になるように努力していきたいと思っている。今日これを契機にたくさん集まり、特に若い人が楽しめるよう努力していけるよう幹事で考えていきたいと思うので協力をお願いしたい」との挨拶があった。

【村上学長あいさつ:新キャンパスの説明】

【村上学長あいさつ:新キャンパスの説明】

 村上宏之理事長・学長から総会開催のお祝いと大学の近況が報告された。「現在5学部6学科と5大学院。短期大学を擁する総合大学となっている。約6,000名の学生が在籍している。今年3月15日には旧南海放送跡地に、樋又キャンパスがオープンし、4月11日から授業で使うことになる。その前週にプレオープンの予定だ。地域社会における『集いと交流・知の空間』をコンセプトに現在1号館ゼミ教室、3号館教室・研究センター、キャリアセンター・社会連携室が移転する予定だ。ソーシャルコモンズという空間を設け、ITを活用したグループ学習や地域連携活動に使用する予定で、1階にレストラン、2階にカフェも併設予定だ。来学の折には是非見学しご利用いただきたい。」

 「課外活動においては、全国大学レベルで女子駅伝部が10月に開催された『第33回全日本大学女子駅伝大会』で過去最高に並ぶ3位で2年振りに入賞し、6年連続シード権を獲得した。12月の富士山女子駅伝でも初めて3位。ご声援頂いたことに感謝をし今後の応援もお願いしたい。この他ソフトテニス部男女団体、硬式テニス部男女個人と男子団体、軟式野球部、バドミントン部男女団体、柔道部・剣道部・弓道部が団体や個人で全国大会に出場。文化系サークルでは落語研究部が、全国大学お笑い選手権大会D-1グランプリで見事団体優勝した。松山大学は7年後には100周年を迎える。今後も地域における高等教育の拠点として卒業生・大学生が誇りの持てる学びの場としての基盤と体制を整えるつもりだ。今後ともご指導・ご支援、ご鞭撻をお願いしたい。今後も温山会と緊密な協力関係を築いていきたいと思う。終わりに温山会、温山会岡山支部の皆様の益々の発展、健康ご多幸を祈念したい」と挨拶があった。

【興梠会長あいさつ】

     【興梠会長あいさつ】

 次に、興梠安会長より「岡山支部総会が2年に一度の会であり、平成26年5月の総会で会長に就任し、岡山支部の皆様とは初めての出会いとなる。先ほど支部長様の言葉にあるように“出会いやご縁”はありがたいものと思っている。叱咤・激励をお願いしたい。温山会のトピックスとして、27年5月から総会で承認された林専務理事と全国の支部総会への参加をしていること。温山会もグローバル化しており、44番目の支部としてニューヨーク支部が立ち上げられ、若い5人のメンバーで活動し女性支部長が頑張っている。43番目の支部が沖縄支部でつい先だって2月6日に支部総会を開催したところで、益々拡大充実しているところだ。私は日本伝拳法道に学生時代所属していた。岡山(“おきゃーま”)出身、OB会長で私のひとつ先輩、應援團長もされていた山内輝和さんとは、先輩の故郷でもある岡山子亀先輩の所でお世話になりご馳走にもなった。今日も岩崎恭二氏(大20)森年美和氏(大21)松山商大拳法道は、部員0ということで廃部となり残念だが個人的に懐かしい思いだ。
 自分は大学19回の卒業になる。当時“南溟寮と有師寮”があったが、残念ながら南溟寮は法学部が新設されたときになくなった。有師寮は木造の寮だったがリニューアルされて鉄筋コンクリートの寮となって“有師寮”として残っている。2015年6月に有師寮の40周年記念OB会があり70名余りの方々と交流をした。7月に開催された県庁関係者“味酒野会”総会にも参加し、仙波隆三副知事(大23)の激励も行った。2016年1月には應援團のOB会にも出席し懐かしいメンバーとの出会いがあった。

【新春特別例会の歴代会長】

    【新春特別例会の歴代会長】

 温山会は71,000人の方が学び舎を卒業していろいろな所で頑張っている。27年度今日の岡山支部が21支部目になり、約2,000人の方々と出会い交流を図らせてもらった。鳥越先輩のお話にもあったように“出会いとご縁”を大切にしたい。松山大学が2013年に90周年を迎え、遅れること4年、2017年1月が温山会創立90周年を迎えることになる。本部の中に三つの小委員会を立ち上げて90年目に何をすべきか検討をしており、決定すればお知らせしたいと思うのでご協力いただきたい。そのプレイベントとして、2016年1月21日に第13代今井琉璃男会長、第14代麻生俊介会長、第16代野本武男会長と私の4名の会長経験者が『過去・現在・未来』をテーマにパネルディスカッションを行い、今後の『松山大学や温山会のあり様』を話し合った。近々ホームページにもアップできると思うので是非ご覧いただきたい。また、母校を訪問していただきたい。

【マイロード清掃】

【学生・温山会員とその家族マイロード清掃】

 最後に「三つ(学生や教職員・支部と本部・地域)の貢献」として取り組んでいる。「一つ目は、現役の学生や大学教職員への貢献。後方支援としてどう関わることが出来るかということ。二つ目は、42支部と本部、支部と支部との連携をどう図るかということ。最後が地域への貢献。本部では、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動(松山大学周辺)をタイアップ事業とし、7月と10月に実施され、10月10日(土)には、第2回目のマイロード清掃活動が実施され、私も現役学生や温山会員とその家族100名余りとともにボランティア活動に参加し爽やかな汗をかいてきた。岡山支部の皆様にもそれぞれの地域に関わっていただき『松山大学ここにあり、温山会ここにあり』を鼓舞していただきたいと思っているのでよろしくお願いしたい」との挨拶があった。
 温山会林専務理事から、「インターネットの検索画面で『温山会』と入れてもらうと、全国各支部の総会予定や開催報告、学生の活躍の様子や大学のトピックス等の情報を見ることが出来るので是非見て頂きたい。支部総会参加者に記念の松大バッジをお渡ししている。2017年1月8日には温山会創立90年目を迎える。松山大学への思い、仲間への思いを込められた温山会グッズも準備したい。そのために、90周年に向けた『未来募金』を通じて皆様の気持ちを高めていきたいとのことで寄付もお願いしているのでご協力をお願いしたい」との挨拶があった。

【キャリアセンター部山戸係長あいさつ】

【キャリアセンター部山戸係長あいさつ】

 キャリアセンター事務部山戸冨美子(大43)係長から「母校職員になって22年目が終了しようとしている。キャリアセンター課、昔の就職部で仕事をしているが、諸先輩方のご活躍のお陰で、後輩たちの就職状況は全国的にも高い就職率で誇りに思っています。4月になれば本学を卒業し地元岡山県で就職する学生も沢山おり、見かけましたら先輩方から是非声を掛けていただくと新生活スタートの励みになると思います。今後も後輩の就職支援についてはお力添えをお願い致します」との挨拶があった。

 総会では、鳥越支部長から4人の幹事の追加をする役員改選案が提示され満場一致で承認された。

【連絡は早めに:木村事務局長】

  【連絡は早めに:木村事務局長】

 事務連絡として、先ず、支部総会は2年に一回、参加・不参加に関わらず返事を早めにお願いしたい。1,600名を超える会員の連絡は予算的にも大変で、返事のない方には次回は案内していない。仲間に呼びかけていただき参加者を増やしていただくとともに、連絡漏れがあれば連絡をいただきたい。次に、岡山支部独自のHPを作っているので、検索サイトに「温山会岡山支部」と入れて見てもらったらと思う。スナップ写真等はHPのデータをダウンロードしていただきプリントアウトをお願いしたい。卒業して3年以内の方には、インターネット・スマホからの申込みを推奨する連絡方法にしている。以上の2点連絡があった。

 懇親会は今回参加者最長老の広岡史郎顧問(大2)により「長い歴史と伝統を誇る我が松山大学、大学としての存在感を示しながら今後益々発展することを祈念し、温山会の発展と会員の皆様のご健勝ご多幸を祈念」した声高らかな乾杯の音頭でスタートした。

 美味しい料理とお酒をいただき、名刺交換や交流が進められた。

【誰に当たるかなあ】

     【誰に当たるかなあ】

 福引抽選会・スピーチは2部構成で行われ、景品として会員の勤務先企業や金融機関等からの協賛商品や温山会グッズ。
 コメントやPRとして「ゴルフを先輩の指導で頑張っており、5月14日ゴルフコンペ。是非どうぞ」「営業一筋50年いろいろなものを売ってきた先輩、引退して今はのんびり、目指す自由人」「親子二代の商大・松大コンビの就職戦線」「4畳半一間の下宿:道後樋又・衣山・高砂・本町あちこち」「社会人瀬戸内転々物語」「人と人とを結ぶ温山会に期待」「岡山市役所裏で税理士事務所開業情報」「婚活大作戦:身近な『ご縁』を応援します:お節介クラブ」「大学生の時、大街道からの帰りに『若い人はいいなあ』と声を掛けられた。今それが分かるようになった。『若い人は美しい』現在一日45分程度の散歩を実行中」「農業への挑戦情報」「大学紛争、大学封鎖阻止に向けての協力した日」

「オールナイトスーパー日東でのアルバイト」「大学周辺の食堂情報」「3歳の娘との過ごし方で悩んでいる。アドバイスを」「有師寮・寮母(はなちゃん)さんを慕って」「温山会岡山支部総会へ地元の学生を参加させてはどうか」「定年後の就職依頼」「卒業して十年たっても、座席は後方。若手がいないのが寂しい」「次回はもっと若手と女性がもっと集まる温山会に」大学時代を懐かしんでの話や近況報告。悩み相談や要望・提案とにかく話題満載でした。

後輩(岡山出身者)の頑張り物語

【岡山県出身:天満屋百貨店へ】

  【岡山県出身:天満屋百貨店へ】

【平成28年2月18日(木)正午から「いよてつ会館」で松温会2月例会が開催された。この例会は年間11回(8月を除く)第3木曜日に開催され、温山会員による「卓話」をしていただきます。今回の講師は、岡山県出身で4月から地元の百貨店「天満屋」に就職が決定している、松山大学経済学部4年次生の福原誉大(ふくはら たかひろ)氏だった。テーマは『なりたい自分へ~今、私にできること~』として、自分の大学での生活や勉強の様子や就職活動の様子、社会人として今自分にできることを映像と共に多くの先輩方に堂々と伝えることができました】(詳細:温山会HPのお知らせ「第367回2月例会報告」に)◇

 百貨店業界は将来的にも厳しい時代です。その業界に敢えて挑戦する勇気や若さを評価して大きな大きな拍手が起こりました。福原誉大氏のお父さんも温山会員であり、2年後には親子2代揃っての支部総会への参加となると思います。天満屋で買い物の折には是非声を掛けて応援をして欲しいと思います。
 最後に、参加者全員により「松山大学・校歌」と「松山商科大学・校歌」の合唱はグリークラブOBのリードでの熱唱となった。閉会のあいさつ、万歳三唱は小亀淳副支部長により行われ散会となった。

【あとがき】岡山支部総会が、上浮穴支部総会と宮崎県北支部総会の中日になり、残念ながら日帰りでの参加となりました。岡山プラザホテルのロケーションは、実に素晴らしい場所で、日本三名園のひとつ三百余年 の伝統が息づく日本三名園のひとつ。岡山城や後楽園を一望できる最上階での交流会を楽しみにしていました。市内をゆったりと流れる『旭川』沿いの桜並木に咲く満開の桜を想像しながら夜汽車に揺られ帰りました。岡山の皆様支部総会大変お疲れ様でした。ありがとうございました。2年後というのが残念ですが、お元気でお過ごしください。

【】はつらつ元気岡山

              【はつらつ元気岡山!】

 

 

 

 

 

 

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