防府支部

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温山会防府支部総会開催報告

更新日:2016年2月10日

防府支部総会開催報告
温山会防府支部総会が平成28年2月6日(土)18時30分から防府市の寿司福で開催された。

松田邦夫支部長(大19)の自己紹介・開会の辞の後、記念撮影の後懇親会が行われた。

 松田邦夫支部長(大19)より温山会本部より増岡常任理事、林専務理事に参加いただいたことお礼が述べられた。「予定していた会員の体調が悪く参加できなかった方もおりいつもより少ない人数だがよろしくお願いしたい。学生時代に返り、防府支部のモットーであります【 心・笑・気 】の精神で、福田さんの心のこもった料理をいただいて、杯を酌み交わし、大いに語って、旧交を温めていただきたい」との挨拶があった。

【増岡次郎常任理事】

     【増岡次郎常任理事】

 来賓挨拶では、増岡次郎常任理事より、「興梠会長が会社の用務で欠席させていただいたが、くれぐれもよろしくお伝え頂きたい。松田支部長と興梠会長とは大学19回の同期だ。2年連続の欠席になり非常に残念がっていた。今回も日程調整が出来ず皆さんによろしくお伝えしてほしいとの伝言があった。昨年の総会で林専務が就任し、それ以降興梠会長と林専務で全国各支部を回った。温山会の卒業生が現在72,000人近くいる。北は北海道から南は沖縄まで回られ19支部2,000人近い会員と交流を深めている。温山会のトピックスとして、温山会もグローバル化しており、42番目の支部としてアメリカのニューヨークに支部が設立され昨年の総会で承認された、支部員は5人で若干少ないが1999年(大48)卒業の松井愛さんという女性を中心に活動し女性支部長が頑張っている。その様子が昨年の温山会報57号に「私のNY(ニューヨーク)物語」に設立の経緯やその様子が掲載されているので是非お目通しをいただきたい。松山大学が3年前に90周年を迎えた。温山会が来年1月には90周年を迎える。それに向けて現在本部内で三つの小委員会を立ち上げている。そのひとつが、90周年事業について検討する委員会。読みやすい温山会報作りのために紙面を検討する温山会報検討委員会。温山会や松山大学の最新情報をより早くお届けするHPの運営について検討するHP開設検討員会がある。
 その中で、松山支部は月に一回昼食を兼ねて卒業生等に関係者に“卓話”をお願いしている。第三木曜日に昼食を兼ねて「松温会例会」を実施しているので、来松の折には是非参加してほしい。また、年に3回は特別例会を夜開催し、アルコール入りで実施している。つい先だって、1月21日には1月新春特別例会として、13代が愛媛新聞社相談役の今井さん、14代が伊予銀行の元頭取麻生さん、16代が愛媛新聞社社長の野本さんと現17代興梠会長

【学長・松山支部長・歴代会長】

【学長・松山支部長・歴代会長】

の4人の歴代温山会長経験者が「過去・現在・未来」というテーマでパネルディスカッションを約1時間程度実施した。その中で現在若い会員や女性会会員が増えており、世代間の交流をいかにするべきかという提言。少子化の時代、もっと大学から地域に情報を発信するべきだといった提案もあった。興梠会長が提案を踏まえて温山会を進めていくのではないかと思う。会長が温山会報57号の巻頭言で、「三つ(学生や教職員・支部と本部・地域)の貢献」として取り組んでいる。一つ目は、現役の学生や大学教職員への貢献。後方支援としてどうかかわることが出来るかということ。二つ目は、42支部と本部、支部と支部との連携をどう図るかということ。三つ目が地域への貢献。本部では、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動(松山大学周辺)をタイアップ事業としている。7月と10月にマイロード清掃活動が実施され、学生や温山会員とその家族等100名近くがボランティア活動に参加してきた。それぞれの地域で実情に応じて、ボランティア活動を考えいただきたい」との要望がなされた。

【金村敦夫先輩(大6)による乾杯】

【金村敦夫先輩(大6)による乾杯】

 懇親会は金村敦夫先輩(大6)の乾杯の音頭でスタートした。金村先輩は、協和発酵防府工場に6年間在籍され、久しぶりに、参加された」

 第27回の支部総会が大勢の皆さんの出席を得て開催できたことを喜びたい。勤務の関係で東京・大阪・松山・広島と仕事をし、それぞれの温山会の支部総会・懇親会に参加した。これからの防府支部の皆様のご健勝ご活躍ご発展を祈念した乾杯があった。

 

 懇親会の楽しみのひとつが料理。会場の寿司福は防府支部の事務局長である福田貢オーナー(大22)の心の込もった美味しい料理三昧。冬の瀬戸内と言えば「ふく」料理。ふくの刺身にふくのひれ酒等、瀬戸の美味を集めての愛情料理とサービスに参加者も大満足だ。美味しい料理に舌鼓を打ちながら仲間とお酒を酌み交わし、名刺交換や交流が賑やかに進められた。

 温山会林専務理事から、より早く大学や温山会の情報が手に入るのがHP。インターネットの検索画面で『温山会』と入れてもらうと、全国各支部の総会予定や開催報告、学生の活躍の様子や大学のトピックス等の情報を見ることが出来るので是非見て頂きたい。松山大学バッジを是非90周年にバッジを着けて参加いただきたいとのお願いがあった。
 参加者ひとりひとりの自己紹介と近況報告の時間となった。多忙にてやや遅れて参加の経済学部伊達ゼミ、今年が選挙の年という市議会議員の河杉憲二氏(大30)。お父さんが松田支部長と高校の同級生という若手のポープは先輩方の話がとても刺激になったと感激の中司真人氏(大46)。40数年ぶりに防府に帰ってきたという「(株)イズミ」勤務の佐古さん。寿司福オーナー福田貢氏と同じ下宿だったとのこと。「温山会に来いよ」との声がかかり嬉しかったという佐古達彦氏(大22)

 42支部中唯一の女性会の幹事として腕を振るっている奥様。平成10年卒で防府支部参加者最年少の若社長荒瀬英治氏(大47)。杜の都駅伝。母校松山大学駅伝部の応援をしたいのになかなかテレビに映してもらえずヤキモキして応援。そこで是非本部から放送局に「松山大学をテレビに映して」とお願いしてほしいとの要望をいただいた田村耕一氏(大22)。「I LOVE YAMAHA」会社の入社試験の苦労話や奥様との出会いの話、同級生清水水道局長にラブコールを送ったがどうもうまくいかない話等ユーモア溢れる話をしていただいた高城義直氏(大29)。今冬の大寒波で水道管が凍結破裂し、現在復旧のまっただ中という清水氏。「凍結しそうなときは水を出しっ放しに。200ℓの風呂5杯分の水道料金が約120円。破裂の損害よりずっと安い」との凍結予防策を伝授していただいた防府市役所水道局長の清水正博氏(大28)。大学時代の壮絶な単位取得の苦労話。少林寺拳法で先輩に鍛えていただいた心と体。損保業界で奮闘中。温山会参加者には後輩会員があまりいないので、是非勧誘をしてせめて中間どころの会員になりたいとの重永隆彦氏(大30)。大先輩にお会いでき交流できるこの温山会が好きだという元銀行マン。第二の職場病院で事務長さんをしている。少林寺拳法で鍛え上げられたお蔭で元気いっぱいだという橋本健二氏(大29)。

 稲生ゼミ。グリークラブOB。16年連続支部総会出席。憧れだった女子高校に勤務中の正田敏之氏(大37)。社会保険労務士事務所のオーナー。大学3年生まではサッカー部。4年で方向転換し水泳に熱中。2016年の4月には松山市で開催されるマスターズの大会に出場予定の100mメドレーのスイマー小川清氏(大21)長年西日本相互銀行に勤務。退職後7年ぶりに防府に帰郷。いろいろな業種を経験した66歳の新入社員「人と人との出会いが財産」で6回目の新入社員として電機業界で活躍中。実年齢に8掛けし、50代の前半のつもりの自称“松山大学の魂をもつ男”木本昭雄氏(大21)。

 松田支部長から設立以来28年連続休みなしで(東北大震災の時だけ支部総会は休止)で総会が出来るのは福田貢氏のお蔭だと紹介された。28年連続休みなし。半年間東洋工業の防府営業所の営業マン。車を売って売って売りまくった。怒られるくらい値引きをしてしまった。政治家の家にも飛び込みで仕事をさせてもらった。仕事集中、遊び熱中、「人生を左右する人との出会いを実感」したという、42年間の包丁人生では、技術を外に出さないという考え。今からは、地域貢献のためには出すことにした。音感抜群ジャズクラブ所属の福田貢氏(大22)。名前と町名が同じという藤本町の地主王は、昭和38年受験を全部失敗。39年に松山商科大学を受験。面接での厳しい質問をくぐり抜けて入学。入学もスレスレ、卒業も会計学の極めて厳しい○×の先生の4単位取得で苦労した話は皆さんの共感しきりでした。80%の学生が追試を受けるという会計学で4単位取得し合計134単位(通常は132単位で卒業)での卒業。吟詠部所属だった藤本和夫氏(大18)。名キャッチャーで伊予市郡中の出身。松山商大入学までの経緯や硬式野球の全国高商大会での先輩方の優勝。現在の後輩たちが愛媛大学相手、四国大学リーグ戦で苦戦する姿を憂慮する“人生は勝負”という、協和発酵を74歳で退職した大先輩金本敦夫氏(大6)。

 本部の林専務理事(大24)も全国30カ所を超える支部総会への訪問状況や大学・温山会の現状報告と学生たちの奮闘ぶりと温山会の応援模様。90年、100年に向けた取り組みの紹介があった。ウオーキング10km、マラソンは53回出場と健康生活に熱中。その元気の元は高校時代までの野球部での走り込みにあると分析。「ドーパミン、セレトニンの効用、第二の心臓はふくらはぎ、第二の脳は腸」と、これからも皆さんに健康情報を提供したいという松田邦夫支部長(大19)。昭和19年生まれで産湯は道後温泉。坊ちゃん列車でお馴染みの伊予鉄道勤務。懐かしい道後動物園の裏話や学生時代ユースホステル利用の全国一人旅が趣味の増岡次郎常任理事(大17)。“♪・・・商大小唄♪”の中には「増岡学長」の名前も出とったねとはベテラン会員。
 佐古氏のエールの前に松山商科大学應援團奮闘記として「4年間應援團。硬式野球の応援で神宮に何度も出場。野球は一回戦で負けることが多く、早稲田・法政との対戦はコールド負けの連続。負けると神宮で先輩から木刀で尻バットをされてみみずばれになって帰った3年間。1年生時は大学に荷物を持って帰っていた。2年生からは現地解散でよかった。2年生のとき上野にパンダが来た年だった。学ランを着て行ったが国士舘や拓殖大学等強い大学がいるので新宿のトイレで着替えて私服で東京を楽しんだ。神宮でエールができるのが楽しみだった」とのコメントがあった。

【應援團OBによるエール】

【應援團OBによるエール】

 いよいよ楽しく過ごしてきた宴も終盤で、應援團佐古達彦氏によるエールと林専務理事の一本締めで防府支部総会は幕を閉じた。

 二次会は防府の繁華街のスナックに移動してカラオケタイムとなった。愛媛出身レーモンド松屋氏作詞作曲の「夜明けのブルース」はもちろん“松山”の話題が随所に、それぞれの得意曲を披露しながら楽しく交流が進んだ。歌の合間には、北京町・ロープウエイ街や清水町、高砂町等々懐かしい地名が次々に出て、それにまつわる話題も多く夜が更けるのも忘れて楽しんだ。木本さん、福田さん、小川さん等々役者には事欠かず大盛況だったことは言うまでもない。お疲れ様でした。

【あとがき】防府には土曜日の夕方、薄暗くなって到着。迎えていただいたお陰で会場には遅れずに行くことができた。防府支部総会は20名(来賓含む)の参加でとてもアットホームな雰囲気の中で行われた。近況報告では互いに掛け合いで行われ、互いが関心を深めながら小規模であるが故のよさが随所に見られてとても親しみの持てる会だった。

【懐かしい曲の数々を・・・】

   【懐かしい歌の数々が・・・】

【祝鶴:松田邦夫支部長作】

    【祝鶴:松田邦夫支部長作】

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝は8時10分のJRで出発だったが、学問の神様、日本三天神の「防府天満宮」にお参りをと思って5時半過ぎにはホテルを出発し天満宮に向かったが、道は暗く頼れる人には会えず、どこをどう間違ったのか走って探したが大空振りとなってしまいホテルに帰る羽目となった。帰りの新幹線内で「防府観光早わかりMAP」を見て大後悔。予習が不足していたことを後悔しながら・・・。来年こそ早目にお参りをいたします。防府支部の皆さん「ありがとう」ございました。来年もよろしくお願いします。

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