温山会近畿支部総会開催報告

温山会近畿支部総会開催報告

【二宮秀造近畿支部長】

　温山会近畿支部総会が11月６日（金）大阪市の大阪新阪急ホテル２階「紫の間」で開催された。写真撮影終了後、司会の美村啓二幹事（大41）の自己紹介後総会が行われた。
　二宮秀造支部長より出席予定の大城戸圭一副会長の急務のために代理として温山会本部一色正明顧問の出席を得たこと、林専務理事、三好広島支部長、藤井元山口支部長、村上元福山支部長、松山大学より村上宏之理事長・学長、キャリアセンター藤田厚人事務部・部長に参加いただいたことへのお礼が述べられた。
　支部長挨拶では「松山大学が100年への飛躍として、西日本有数の総合大学として躍進しており大変喜ばしいことです。来年春には最新の設備とソーシャルコモンズという空間を備えた樋又キャンパスが南海放送跡地にオープンされます。このソーシャルコモンズというのは、学生・教職員・社会人との交流の場です。大変嬉しいことに10月25日『第33回全日本大学女子駅伝』が仙台で実施され、我が松山大学が２回目の３位入賞。大健闘で6度目のシード権を獲得しました。後輩の大活躍を大変誇りに思います。さて、私たち温山会は、平成29年1月には90周年を迎えます。平成27年春には、興梠会長のリーダーシップの下に90周年記念実行委員会が設けられ、私はその一つホームページ開設検討委員になり、ホームページの運営について協議をしています。また、温山会に41番目の沖縄支部に続いて、42番目の支部がニューヨークに開設され温山会初の女性支部長が誕生し、グローバル化しており誇りに思う。今日は年に一度の総会だ。気を許せる後輩や新しい同窓生と交流、名刺交換もし、一日松山に帰ったつもりで存分に楽しんで欲しい」との挨拶があった。

議案審議に入り、平成27年度事業経過が報告された。また、平成26年度会計報告の後、岡本勝士監査（大16）から監査報告がありその全てが承認され総会は終了した。

【温山会本部：一色正明顧問】

続いて平尾康浩氏（大52）の司会で懇親会が始まった。　来賓7名の紹介の後、温山会本部一色正明顧問から70名の参加を得て近畿支部総会が盛大に開催できることへのお祝いとお礼が述べられた。興梠会長からのメッセージとして、総会・懇親会欠席へのお詫びと近畿支部が益々元気で発展することを祈念していることが伝えられた。

村上宏之理事長・学長から総会開催のお祝いと大学の近況が報告され「現在5学 部6学科と5大学院。短期大学を擁する総合大学となっている。約6,000名の学生が在籍している。来年3月には旧南海放送跡地に、樋又キャンパスがオープン予定だ。地域社会における集いと交流・知の空間をコンセプトに現在1号館ゼミ教室、3号館教室・研究センターの一部、キャリアセンターの社会連携室が移転する予定だ。ソーシャルコモンズという空間を設け、ＩＴを活用したグループ学習や地域連携活動に利用し、レストランやカフェも併設予定だ。7月にはオープン予定だ。是非訪ねてほしい」

【松山大学村上宏之理事長・学長】

「課外活動においては、全国大学レベルで女子駅伝部が『第33回大学女子駅伝大会』で過去最高に並ぶ3位で2年振りに入賞し、6年連続シード権を獲得した。ご声援頂いたことに感謝をしたい。このあと、女子駅伝部は12月30日に『富士山駅伝』があり出場する。テレビ放映されるので応援をお願いしたい。この他ソフトテニス部男女団体、硬式テニス部男女個人と男子団体、軟式野球部、バドミントン部男女団体が全国大会に出場。相撲同好会は明日全国大会に出場予定だ。文化系サークルでは落語研究部が、全国大学生お笑い選手権大会Ｄ－１グランプリ2015で見事団体優勝した。

松山大学は一昨年90周年を迎えたが、今後100周年に向けて、今後も地域における高等教育の拠点として卒業生・大学生の誇りの持てる学びの場としての基盤と体制を整えるつもりだ。今後もご指導・ご支援、ご鞭撻をお願いしたい。本学としても、温山会と緊密な協力関係を築いていきたいと思う。終わりに温山会、温山会近畿支部の皆様の益々のご発展、皆様のご健勝ご多幸を祈念いたします」と挨拶があった。

【参加者中最長老の岡島重能氏による乾杯】

今回の参加者最長老岡島重能氏（経専25）により、松山大学のますますの発展と出席の同窓生の限りないご健勝ご繁栄ご多幸を祈った乾杯が力強く行われた。懇親会に入り、美味しい料理とお酒をいただき、名刺交換や交流が進められた。また、松山商工会議所地域振興部の槌谷将弘課長（大44）から会員募集の案内があった。 元気いっぱいのテーブルを訪問すると平成卒業のグループ。平成参加者をカウントしてみると15名で全体の20％程度だ。松山大学第1回目の卒業生を中心にしたテーブルだった。現在の大学の男女の割合でいくと、平成の卒業生で女性が1人、全体でも2名はとても寂しい。

【元気グループ】

　宴たけなわの中福引大会の時間となった。出席者の多い年次へのプレゼントタイムと記念撮影の後、福引大会が行われた。賞品として「砥部焼・じゃこ天・ポンジュース・御栗タルトの菓子セット・山丹正宗・コーンスープ・・・等々」が当たる抽選会は思わぬ景品に大盛り上がりで、女性プレゼンターが女神のように思えた方も多かったのではないでしょうか。

【貴重な女性参加者：おめでとうございます】

【女性プレゼンターより：中身は？】

　アトラクションでは、大先輩による手品が昨年に引き続き披露された。続いて、堺市のダンススタジオ所属のダンスグループ『ＣＭＣＬ』によりヒット曲を中心にしたショーが繰り広げられた。カラフルな衣装を次々と変えながらの魅惑的なダンスが繰り広げられ、エネルギッシュで軽やかな動きに魅了された。その迫力、魅力に会場は最高潮に達した。

【堺市ダンススタジオより：ＣＭＣＬ】

　会の大詰めは、平成卒業グループを中心にした「松山大学・校歌」と昭和卒業グループによる「松山商科大学・校歌」と大きな手拍子で歌った「逍遥歌」の素晴らしい大合唱でした。

【昭和グループによる「松山商科大学」校歌】

【平成グループによる「松山大学」校歌】

最後に成松丞一氏（大７）の中締は大阪締め『いきましょう・・もひとつ・・祝うて三度・・・・・』で近畿支部総会は終了した。

【いきましょう…もひとつ･・祝うて三度・・】

【成松丞一氏による中締め】

【あとがき】近畿支部の総会翌日は、早起きをして宿舎を７時過ぎに出発。約1時間をかけて、堺市の大浜公園相撲場で開催された「第94回大学相撲選手権」の応援・取材に向かった。Ｃグループに出場した松山大学相撲同好会。発足３年目で歴史は浅く少人数で、大会への参加もままならない。今回も柔道部からの助っ人でやっとエントリー。練習場も学内にはもちろんなく、「護国神社・相撲場」や「春日館道場」でのジプシー集団だ。しかし、相撲にかける情熱は、どこの大学にも負けなかった。初戦で福岡工業大学を４－１で、２回戦では東京医科大学と２－２の大将戦。佐々木主将が鮮やかな上手投げで勝ち、３－２で３回戦に進んだ。３回戦・東北大学２－２で大将戦では果敢な挑戦も退けられベスト４に残ることはできなかった。今回の相撲同好会のベスト８進出、健闘ぶりは特筆ものだ。常にチャレンジあるのみ！そんな意気込が感じられ実に爽やかな気分で大阪を後にし徳島に向かった。応援の皆さん「ありがとう」ございました。支部総会大変お疲れ様でした。ありがとうございました。沢山の宿題もいただきましたが、一歩一歩前進できるよう努力します。

【平成27年度支部総会参加者記念撮影】