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温山会広島支部総会開催報告

更新日:2015年9月15日

温山会広島支部総会開催報告

DSCF6142 温山会広島支部総会が9月9日(水)午後6時30分から広島市のメルパルク広島6階「平成の間」にて開催された。
 三好修仁支部長より第60回広島支部定期総会が133名の参加により総会を実施することができた。広島支部会員の皆様、これまで広島支部を支えていただいた先輩方のご努力・ご尽力に感謝をしたい。また、松山大学・松山大学温山会本部、東海支部・山口支部からの来賓の方々にそのお礼と今後の熱いサポートをお願いしたい。今回は60回目ということでお楽しみ企画を準備しているので楽しんでほしいとの挨拶があった。
 中村威文氏(大45)の司会で支部総会が行われ、会計報告が佐々木真一氏(大42)から、岩元征一氏(大17)から監査報告があり、すべて承認された。
 来賓8名の方々の紹介の後、松山大学村上宏之理事長・学長から60回目(還暦)を記念する支部総会・懇親会開催へのお祝いの言葉があった。大学の近況報告として、5学部6学科と大学院、短期大学部からなる総合大学になっていること。学生数が6,000人を数えること。旧南海放送跡地の樋又キャンパスに新棟を建設している。このキャンパスは地域社会の集いや交流の場、知の空間をコンセプトにしている。1号館のゼミ教室、3号館教室、研究センターの教員研究室。また、キャリアセンター事務部や社会連携室の移転が予定されている。ソーシャルコモンズという空間を設けて、ITを活用したグループ学習や地域連携活動に利用し、レストランやカフェもできる予定だ。完成は来年の3月を予定し、7月から供用開始になるので是非来学し見学頂きたいとの依頼があった。

TEST 課外活動においては全国大学レベルで女子駅伝部(写真:右)が華々しく活躍しており、昨年4位入賞し5年連続シード権を獲得した。女子駅伝部の選手の中には、アジア陸上競技選手権で日本代表として出場した選手、日本陸上競技選手権では見事日本一に輝いた選手。ユニバーシアード日本代表としてハーフマラソン個人銅メダル、団体で金メダル獲得に貢献した選手もいる。この他、ソフトテニス部男女や硬式テニス部男女、軟式野球部、バドミントン部男女団体が全国大会に出場したこと。文系では、落語研究部が全国大学お笑い選手権D1グランプリで団体優勝したこと。松山大学は8年後には創立100周年を迎えることになる。地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導、ご支援・ご鞭撻をいただきたい。松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたいとの挨拶があった。
 興梠安温山会会長からは、60回目の広島支部総会が133名の参加者を得て無事終了したことへのお祝いが述べられた。5月15日の温山会総会で承認された林専務理事と内藤由紀事務職員の二人で、支部総会への参加や内部事務やHPの運営等に当たっていること。温山会のトピックスとして、42番目の支部としてニューヨーク支部5人で活動し始めたこと。27年度、すでに開催された7支部(福山・新居浜・福岡・東海・西条・八幡浜・北条)と職域支部(有師寮と味酒野会【県庁関係者】このメンバーから副知事に就任された仙波隆三(大23))の紹介)の総会実施状況や42支部の主な活動状況や今後の予定が紹介された。
 松山大学は2年前に90周年を迎えた。温山会は2017年1月に創立90周年となる。現在本部内で三つの小委員会を立ち上げ、そのひとつ90周年小委員会で何をすればよいのか検討している。決定すれば、ホームページで披露したい。
 最後に「三つの貢献」として取り組んでいる三つ目の地域貢献事業は、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動をタイアップ事業とし、7月11日(土)に実施した。10月10日(土)に第2回目のマイロード清掃活動が予定されている。広島支部の皆様にも地域にあったボランティア活動を考え、いい汗を流していただきたいとの要望がなされた。

DSCF6165 また、広島支部60周年記念として、元銀行員であるというジャンボ衣笠氏(写真:右)による広島弁爆笑落語でリラックスできた。ジャンボ衣笠さんの夢は「松山大学温山会に呼んでいただくこと?!」「60年目のこの会に呼んでいただいて夢のよう」とのこと。今年129回目の講演とか。「今までの128回は今日の温山会のためのリハーサル」「落語は共同作業」「参加者のレベルに合わせた話」「のってるかい!!」名言・迷言多数だったが、酒どころ広島らしいお酒の話を中心に30分超楽しむことができた。
 
 集合写真撮影の後、神森元学長の乾杯の音頭により始まった懇親会。懇親会が始まって早々には、80歳以上の11DSCF6182名の先輩方へ、そのご労苦に対して記念品が贈呈された。(写真:右)また、遠来の池内聖東海支部長、藤井洋山口支部顧問をはじめ、愛媛県より駆けつけた少林寺拳法部OBの皆さんのあいさつもあり、美味しいお酒を味わいながら盛り上がりを見せ、名刺交換、旧交を温め親交を深める歓談が至る所で繰り広げられ、60年目を祝う交流の輪が広がっていった。初参加の国光遼氏(大63)がステージに登壇、自己紹介と記念撮影がなされた。宴半ばでは恒例「じゃんけんゲーム」、お楽しみ抽選会と盛り沢山で大いに盛り上がった。
 宴も益々盛り上がりを見せる中最高に高まりが見られたのは何と言っても、新旧の校歌斉唱だった。133名の参加者が新鋭温山会員とベテラン温山会員の二手に分かれ、松山大学校歌(作詞:北川康宏作曲:團伊玖磨)と松山商科大学校歌(作詞:波沼武夫、作曲:山田耕筰)を歌った。湧き上がるようなエネルギーを感じさせる歌声は、広島支部の70年、80年に向けた意欲や力を感じさせられるものだった。       
          (写真左下:松山大学校歌、写真右下:松山商科大学校歌)

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 最後は、原田只文副支部長(大19)の先輩への感謝と松山大学・松山大学温山会の発展、参会の方々のご健勝を祈念した三本締めで締めくくられた。
【あとがき】三好修仁支部長を中心に、先輩への敬意と感謝、「俺についてこい」という先輩としての揺るぎない自信とパワーが感じられる支部総会だった。残られた先輩を送り届ける役となり、二次会を楽しむことが出来ず残念だったが、来年の楽しみとしておきたい。翌朝6時過ぎにホテルから原爆ドームに向けて歩いてみた。爽やかな秋空の下、100m道路付近や川沿いのドームに続く道は、ジョギングやウォーキングを楽しむ人、原爆ドームや記念碑に花を供えて祈りを捧げる人々の姿が見られた。61年目に向けて、新しいテーマである、女性の参加を目指した広島支部の取組に期待しながら・・・。

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