第451回松温会9月例会開催報告

第451回松温会9月例会は、講師に望月雄介氏（松山大学経済学部准教授）を迎え、「現金を持たずに旅することはできるのかin中国」と題し、「中国に行くときに役立つ内容」についてお話を伺った。昨年訪れた四川、北京を紹介し、街中ではほぼすべてが電子決済であり、屋台では二次元コードで注文、支払いは電子決済。コンビニでは顔認証で決済が行われ、街中の自動販売機にはお金を入れるところがない。地下鉄は現金の使用は可能だがその際には携帯番号が必要であり観光客は現金では地下鉄には乗れない。また、写真を撮るとお金を取られる「ぼったくり」さえも電子決済であり、街中に設置されているカメラで自動的に交通違反が検知され、その違反金も電子決済となるなど、中国のデジタル化された状況を紹介した。望月氏は、中国では現金を持たずに生活でき、また旅することは可能でありむしろ推奨されると語った。